SSRについて-真空管制御の+200Vレギュレーター

+200Vレギュレーターへ数十秒遅らせて250Vを印加するため、既存のタイマー回路から、45秒でHighLevelとなる74HC4040の15番ピンを使用する。抵抗を介して耐圧180Vのトランジスター2SC2230Aへ入力しフォトトライアックのLEDと確認用の高輝度LEDを+160Vからスケルトン20kΩを通して点灯させる。

フォトトライアックからはソリッドステートリレーSSRキットを使用する。しかしキットのままでは動作しなかった。ゼロクロス機能が直流電源では余計な機能になる。SHARP S21ME3を秋月で購入し交換する。これで、電源ON45秒後に+200Vが出力されるようになった。45秒タイマ.png
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金田式パワーアンプの中でも、+200V真空管レギュレーター採用例は少ない。100Vや105Vならプリアンプで使われたし問題なく動いている。200Vにするために何が変わったのかと見比べてみた。すると、カソードの基準電圧用ツェナーダイオード電圧が2倍になっただけなのだ。これでは多くの問題が出てくる。
100kΩに2.5mA流れるから、625mWも消費し1/2Wを超えてしまう。
82kΩにも180V掛かるので400mWくらいになり発熱が大きい。
2SA872A、2SC2240Aの耐圧は120Vしかなくて、定常時は良くても過渡期に不安がある。
6AK5のプレート耐圧は200から180V、スクリーングリッドは155から140Vしかない。規格表の動作例では120Vである。カソード電圧25Vを差し引いても+200Vは危険。
これだけの不安要素がある。放電が見えたのもこれに関係があるかもしれない。

対策は次のようになる。
100kΩは2個直列にする。1個当たり150mW程度となる。
43kΩと39kΩを直列にして82kΩとする。
耐圧の大きい2SA1967、2SC2383へ交換する。
プレートとスクリーングリッドにツェナーダイオードRD56Bを直列にし、印加電圧を下げる。
45秒タイマ付き200Vレギュレーター.pngIMG_20191211_195832.JPG
2SC2383ではまだ耐圧が低いのでMPSA42など300V程度のトランジスターにしたいところだ。

これでようやく不安なく電源を入れられるようになった。焼けるような臭いも小さくなった。

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